ヒノキは香り、和紙は光を柔らかくし、石は温度を伝える。それぞれの素材が持つ性質を、どの場所にどう活かすかを具体的に考える。
抗菌性が高く、香りが特徴。床や建具、カウンターに適する。年月とともに色が深くなり、傷も味わいになる。夏は涼しく、冬は冷たすぎない。
乾燥や反りに注意が必要。地元産や適切に乾燥されたものを使うことが重要。
光を拡散し、室内に優しい雰囲気を作る。湿度の調整にも役立つ。夏は風を通し、冬は冷気を和らげる。
障子は光のグラデーションを作り出すための装置。紙の厚みや目の粗さで、光の性格が変わる。
床やカウンターに。熱を蓄え、夏は冷たく冬は温かく感じる。重厚感があり、空間に落ち着きを与える。
水回りやキッチンでは実用性が高いが、リビングや寝室では部分的に使うことでアクセントになる。
カーテンやクッションに。通気性が良く、夏は涼しく冬は適度な暖かさ。経年で柔らかくなる。
カーテンは光を透かしつつ視線を遮る役割も。麻は風を通し、室内の空気を動かす。
住む地域の気候に合うか。メンテナンスの実際はどうか。経年変化を楽しめるか。触れたときの感覚が、その場所にふさわしいか。化学物質の少ないものを選ぶ。
安易に「自然素材=良い」とせず、その部屋で何を求めているかを先に考える。ヒノキの床は寝室に良いが、キッチンでは水に弱い場合がある。